先日お会いした、ホットヨガにお通いの60代の方との会話。
「レッスン中にきつくてきつくて動悸がして、申し訳ないけどついに退出してしまったんですよ。」
「大変でしたね。ご自身で気付かれて、退出できて良かったですね。」
「お隣の方は頭痛が夕方まで続いたんですって。」
「き、危険でしたね(;´∀`)。」

ホットヨガの環境ではじっとしていても汗がでてきます。
ゆるやかな動きだと気持ちが良いのですが、そこにハードなポーズが連続して続くと、人によっては息が上がり、心拍数も急に増加してしまいます。
スタジオによっては途中退出禁止のところもあるようですが、前述した方のように危険を感じたら速やかに退出を申し出た方が安全です。
みなさんご存知のようにヨガそのものは決して「きつい」ものではありません。
しかし、ご自身の年齢や体質によっては「きつい」と感じてしまう種類のものもあります。
ヨガに限らず日常的に行う運動によっては健康どころか、逆効果になってしまうものもあります。
そもそも自分に合った運動をみつけるにはどうしたらよいのでしょうか?
医師の森教授著『女性のための健康と運動』によると、「これ以上は運動できない!」と感じた時の運動の強さを「運動強度」100%と表現し、この時の心拍数を「最高心拍数」といいます。
求め方は、220-実年齢です。
45歳の方でしたら220-45=175拍です。 これ以上増えると気を付けて!ということです。
この他にも「自覚的運動強度」というものがあり、「楽」から「ややきつい」と感じるときの心拍数は100~120拍だそうです。
このあたりの心拍数を維持できる運動だと長続きしそうですね。
健康のために運動するのであれば「決して無理はしない!」です。 私もレッスン中には、生徒さんの表情や呼吸を見るようにしています。 一般的にヨガ(アーサナ)は、理想的な心拍数と酸素摂取量を維持できる運動だと思います。 だからこそ、中程度の体力で持久力もない私でも長年続けてこられたのだと思います。
長く付き合っていける自分らしい運動を見つけて、充実した毎日を送りたいですね。
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今日のブログのお供は
粉末の奥知覧茶
(生徒さんのお土産♡風邪予防に!)
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