こういう切り口ね!面白い!
NHKスペシャルの再放送を見たんですが、これを10年前に見たかった。
どれだけ手探り状態の子育ての助けになったことか。
出産自体もそれはそれは大変な大仕事ですけど、その後ですよ。
「これは試練か?」「とんでもない戦場に足を踏み入れてしまったのか?」と思うほどの、はじめての育児。
独身時代、一生懸命仕事頑張って、それなりに成果もあげ報酬をもらえます。数値化できる仕事ならば、ある程度のゴールも見えます。
ところがどっこいママ業はそうはいかなかった。
当然ながら報酬も、お褒めの言葉も、わかりやすいゴールもありません。
育児に家事も合わせると、あ~エンドレス。
「お客様その件はですね...。」といって理解してもらえる相手ではない。赤ちゃんだから。
「午後1時まではお昼休みとなっておりますので...。」といってゆっくり昼食をとらせてもらえるはずがない。赤ちゃんだから。
待ったなし。
人を育てていくというのは今まで経験したどんな仕事よりも、頭も体も気も使う。
毎日クエスチョンマークの連続。??????。
不安とイライラ。かわいいわが子♡。そしてまた不安とイライラ。愛しいわが子♡。
でも、みんなそう。
だってそういう生き物なのだから。
人間というのは、女というのは、母というのは、そういう仕組みをもった生き物なのだから。
『NHKスペシャル ママたちが非常事態!?2』 ―最新科学で迫るニッポンの子育て― では、ママたちの「なぜ?」に対して最新科学を通してその答えに近づこうとする取り組みが紹介されていました。
日本も、こういった素晴らしい研究がもっともっと実生活に役立てられるようになるといいなと思います。
そして、最後に出演者の方々が言われていたように、子育て中ではない方たちにも是非知っていただきたい内容だと思いました。
どんな立場の人でも、どんなアイデンティティーを持つ人でも、みーんなが暮らしやすい世の中になるといいのになあ。